=長崎地方本部第25回定期大会=

 長崎地方本部は、8月20日に「セントヒル長崎」(長崎市)で、「第25回定期大会」を開催した。議長団には、佐藤弘隆代議員(佐世保運輸センター分会)、満浦由希代議員(長崎支社分会)の2名を選出し、議事が進められた。
 長崎地方本部を代表して、岩口執行委員長は、まず平成28年4月に発生した熊本地震においてお亡くなりになった方々へのお悔やみと、被災された方々へのお見舞いを伝えるとともに、実家や親戚が被災しながらも、鉄道の早期復旧に向け、各部署からの要員配置やお客さま案内などを懸命に行い、重要な交通インフラが早期に復旧し、大きな希望をもたらした組合員とその家族対しての感謝を述べた。また7月に実施された参議院議員選挙に対する組合員の取り組みに感謝するとともに、今後の取り組みの方向性として、JR九州の株式上場に向け、安全の確立を最優先に行うこと、一企業一労働組合を実現させるために、組織強化と拡大に向けた積極的な運動に取り組むことを提起し、挨拶した。
 中央本部からは、許斐中央執行委員長が出席、また連合長崎の宮崎事務局長をはじめ、多くの来賓の方々から激励と連帯の挨拶をいただいた。
 大会は経過報告後、運動方針案が提起され、質疑・応答では10名の代議員から、「地本における女性役員の育成について」、「効率化施策実施に伴う営業関係職場の要員不足について」、「労働組合と政治活動について」、「高齢者行路の新設について」等、役員の育成や現場の課題などを意識した意見が多く出された。各担当部からの答弁のあと、佐田書記長の集約答弁を行い、提起されたすべての議案を採択した。
 最後に岩口執行委員長の団結ガンバロー三唱で、各分会の組織強化と次世代の育成を課題とした第25回定期大会は閉会した。

更新日:2016-09-14 17:32