活発な議論により代議員と地本執行部との意思疎通が図られる

 長崎地方本部は、8月8日、長崎市「ホテルセントヒル長崎」において「第29回定期大会」を開催した。議長団には甲木三郎代議員(長崎支社分会)、林佑亮代議員(佐世保工務分会)を選出した。

 冒頭、久木﨑執行委員長は、新型コロナウイルス感染の不安があるなか、業務に励んでいる組合員に対し敬意を表した。その後「会社の経営状況と今後の施策」「豊肥本線運転再開と令和2年7月豪雨災害」「高架使用開始と九州新幹線西九州ルート」「JR九州労組第29回定期大会(書面)」「新型コロナウイルス感染症拡大のなかの対応等」について報告と提起を行った。

 来賓には、連合長崎の宮﨑達也会長他、共闘団体等5名の方に出席していただき、連帯と激励の挨拶を頂いた。新型コロナウイルス感染症拡大防止等により出席を自粛した、JR連合北村労働政策部長には連帯の拍手が送られた。

 大会は、長崎乗務センター分会の優秀分会表彰式後、執行部より「2019年度活動報告・決算報告」「2020年度活動方針(案)・予算(案)」等の提起がなされ、9名の代議員から「新型コロナウイルス感染症の更なる対策」「長崎駅・乗務員宿泊所の環境課題」「女性乗務員の労働環境」「ICカードエリアの拡大」「長崎新幹線開業に伴う課題」「レクリエーション開催の必要性」「大会の開催方法」等に伴う課題が発言として出され、4回に亘る中間答弁を行うとともに、回答に対する再質問を行うなど、代議員と地本執行部との意思疎通が図られた。また、転勤等に伴い欠員となっていた執行部に、熊本純(長崎乗務センター)、手島啓輔(佐世保車両センター)執行委員を選出した。

 最後に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う諸課題解決のため、全組合員が一致協力して取り組むことを確認し、久木﨑執行委員長の団結ガンバローで閉会した。

更新日:2020-08-18 15:03