第26回定期大会で「信頼・団結・前進」をスローガンに、大会構成員が真摯に討議

 JR九州労組は、7月12日から13日にかけて、大分市「ホルトホール大分」で第26回定期大会を開き「安全を最優先の風土づくり」「組織の強化・拡大」「組合員が安心して働き続けるための職場環境や労働条件の確立」「2018春季生活闘争勝利」「中間地方選挙勝利」「被災地の一日も早い復興にむけた支援活動の継続」などを柱とした、2017年度の運動方針を決定するとともに、組合員相互の信頼関係と団結により、次世代への着実な前進をめざし、さらなる挑戦をしていくことを確認した。

 大会には、執行部、代議員、特別代議員、来賓、傍聴者など約260名が出席、冒頭に「平成28年熊本地震」、7月6日に発生した「福岡県・大分県での北部九州豪雨」でお亡くなりになった方々に対してご冥福を祈るとともに、被災地からの一日も早い復興を願い出席者全員で黙とうを捧げ、厳粛の中に大会が開会、大会議長に児玉二美代議員(博多)と橋爪教一代議員(大分)を選出し、議事が進められた。
 執行部を代表して挨拶した許斐元文中央執行委員長は、過日行われた熊本県大津町及び鹿児島県湧水町における町議会議員選挙でのJR九州労組議員団候補の当選に対する謝辞を述べるとともに、「新生JR九州労組発足の歴史」「組織強化・拡大」「人口減少時代に即した会社施策への対応」や「政策課題の実現にむけて」などJR九州労組を取り巻く環境や課題を述べ、「会社が施策を提示する前に、組合が会社に提言・提案していくことが重要であり、組合が会社施策をリードできるような体力をつけることが重要だ」と強調した。
 また、来賓には、広沢稔大分県商工労働部審議監、髙島善信連合九州ブロック連絡会代表幹事、松岡裕次JR連合会長など、数多くの来賓のご挨拶を頂いた。
 議事では、執行部から経過報告と運動方針案などを提起した後、38名の代議員から経過や運動方針を補強する立場から代議員・特別代議員が発言。安全最優先の取り組みや効率化施策をはじめとする業務課題への対応、労働時間管理の徹底や、女性が働きやすい職場環境の構築などの意見が多く出された後、担当執行部答弁の後、中原書記長が集約答弁を行い、提案されたすべての議案を採択した。
また、今大会において、許斐元文中央執行委員長をはじめ6名の役員が退任し、中原博徳氏を新たに中央執行委員長に選出するなど新しい役員人事も確認した。
 【詳細は、後日発行予定のJR九州労組新聞参照】

更新日:2017-07-18 10:46